ニキビってホント嫌ですよね。
あなたは、ニキビができた時ってどうしてますか?
ちゃんとあなたのニキビにあった塗り薬や飲み薬(内服薬)を使っていますか?
ニキビの治療薬には、ドラッグストアや薬局で購入できる市販薬や皮膚科やクリニックで処方される処方薬があります。


基本的には、症状が軽いニキビ(白ニキビや黒ニキビ)は市販の塗り薬で治りますが、赤ニキビ以上になってくると市販の薬ではなかなか治りません。
今回の記事では、市販の薬ではなかなか治りにくいニキビの治療薬のひとつ「アクアチウムクリーム」について詳しく解説していきます。
アクアチムクリームとは?
細菌の増殖を阻害することにより、殺菌作用を示す新キノロン系の外用抗菌剤です。
通常、ざ瘡(にきび)や、おでき、とびひなどの皮膚感染症の治療に用いられます。
参考:くすりのしおり

有効成分
添加物
アクアチウムクリームは病院や皮膚科、クリニックでしか処方できないニキビ治療医薬品です。
「添付文書情報」は医薬品医療機器総合機構に掲載されています。
ニキビ治療で処方される他の医薬品
- ダラシン・・・ゲルタイプとローションタイプがあり、アクネ菌やブドウ球菌属への殺菌作用があります。
- リンデロン・・・ニキビの治療で処方されるお医者様もいらっしゃいますが、ニキビの保険適用はありません。ステロイドの薬です。
- ゲンタシン・・・細菌性皮膚炎やおできの治療が主の抗生物質の薬です。
病院によっては一度受診して処方してもらっておけば、次回から診察なしでも処方してもらえるところもあります。

病院や皮膚科に毎回毎回行くのが面倒くさいって方には、アクアチムクリームのジェネリック医薬品(後発医薬品)ナジフロキサシンが通販でも購入できますので、記事後半でご紹介しています。


「ジェネリックって本当に先発品と同じなの?」「安いけど安全?」と不安な方はリンク先の厚生労働省の提供資料をご覧ください。
アクアチムクリームの効果効能
アクアチムクリームは、炎症のもととなっているアクネ菌(ニキビ菌)を退治する医薬品なので、「赤ニキビ」や初期の「黄ニキビ」の治療に効果を発揮します。
ニキビには、一般的に「白ニキビ」「黒ニキビ」「赤ニキビ」「黄ニキビ」の4種類に分かれています。
炎症前である「白ニキビ」や「黒ニキビ」はもちろんですが、「ニキビ痕」にも効果はありません。
ニキビの4つの症状
- 白ニキビ・・・皮脂が毛穴に詰まり、出口が閉じている状態でポツンととした小さな白い点に見えます。
- 黒ニキビ・・・ニキビの芯が空気と反応し酸化してしまい黒くなったニキビです。
- 赤ニキビ・・・白ニキビや黒ニキビがさらに進行してしまい、赤く炎症を起こしたニキビです。痛みやかゆみを伴います。 ニキビの炎症がまわりに広がってしまい、重症化するとクレーター状のニキビ痕になってしまうこともあります。
- 黄ニキビ・・・赤ニキビから化膿が進むと黄色くなり黄ニキビと呼ばれるニキビになります。ここまで進行してしまうと皮膚科やクリニックでの受診をおすすめします。
ニキビ治療で以前に処方してもらった分を取っておいたからといって、むやみに塗布すると悪化する可能性がありますので気を付けてください。
また、おできやとびひなどの皮膚感染症の治療に用いられています。

アクアチムクリームの副作用は?
副作用としては、かゆみ、刺激感、皮膚の赤み、ほてり感などが報告されています。
ステロイドが入っていないので、重い副作用は報告されていませんが、もしも、こういった症状に気づいたらすぐにかかりつけの医師や薬剤師へ相談してください。
以前に薬を使用して、かゆみや発疹などのアレルギー症状がでたことがある場合は特に気を付けたほうがいいですよ。
アクアチムクリームの使い方
アクアチムクリームの適量を1日2回、患部に塗ります。
塗り方は、ピーキング剤と違って抗菌剤なので、赤ニキビにちょんちょんとピンポイントに塗りましょう。
ニキビ用の塗り薬はいつ塗ればいいの?塗り忘れた場合は?
洗顔のあとに塗れば大丈夫です。

日焼け止めや乳液、メイクはアクアチムクリームのあとになります。
1日2回塗ることを推奨していますが、塗り忘れた場合は気づいた時に塗れば大丈夫です。
朝起きて洗顔後1回、夜風呂上がりに1回塗るようにして用法容量を守るといいですよ。

いつまで塗ればいいの?
アクアチムクリームを使用し始めて、1か月で効果が見られない場合は使用を中止してください。
1か月ほど使用しても効果が見られない時は、有効成分であるナジフロキサシンの耐性菌ができている可能性があります。
長引いた時はかかりつけの医師もしくは薬剤師に相談してみましょう。
また、赤ニキビの赤みがとれて炎症性皮疹が消えた場合にも使用を中止しましょう。
使用する際に注意すること
先ほど効果効能でご説明しましたように赤ニキビに塗るようにしてください。
白ニキビや黒ニキビはアクネ菌の増殖や炎症はおこっていませんので、効果はありません。

目に入ったり、口に入った時はどうするの?
顔に使用することが多いので、もし目や口に入った場合はすぐにぬるま湯や水で洗い流しましょう。
アクアチウムクリームは皮膚に使用することを目的にした薬ですので、塗るときには目や口に入らにように注意してください。
もし、洗い流してもヒリヒリしたり、痛みなどが治まらない時はすぐにかかりつけの医師や薬剤師に相談しましょう。

使える部位は?
ニキビができている部位(脚や頭など)であれば使用していいですが、ニキビ以外の場所には塗らないようにしましょう。
また、抗菌剤ではありますが、陰部(デリケートゾーン)のカンジダ症やヘルペスには効果がありませんので、陰部には塗らないように!
塗る箇所は必ずキレイに洗ってからニキビ一つ一つにチョンチョンとつけるように塗ってください。
赤ちゃんにも使える?
あかちゃんには使用しないようにしましょう!
もし塗ったりしたら、触って目に入ったり、口に入れたりしたら危険です。
小児にも塗るのは同じように危険ですので医師または薬剤師に相談しましょう。
赤ちゃんのニキビは「新生児ニキビ」とも呼ばれています。
名前のとおり生後1か月をピークに3か月もしたら治っていく一時的なニキビです。
首から上にでき、大人と一緒で皮脂が分泌されやすい箇所にできやすいです。

思春期ニキビと同じようにポツポツと小さく盛り上がってますが、無理につぶさないようにしましょう。
そこからバイキンが入ったら膿んでしまう可能性があります。
どこで買えるの?
一般的には病院や皮膚科、クリニックでの処方で買えます。
ドラッグストアでの購入はできません。
処方以外はどこで買えるの?通販は?ジェネリックは?
アクアチムクリーム(先発医薬品)は処方以外では購入できませんが、ジェネリック医薬品(後発医薬品)は通販で購入できます。
ジェネリック医薬品はお医者さんの処方が必要ないので、すぐに購入できますよ。
通販で購入する際は、安心信頼のオオサカ堂がおすすめです。
まとめ
できてしまうとなかなか治りにくいニキビですが、触ったりつぶしたりせずにじっくりと治していきましょう。
今回ご紹介した「アクアチムクリーム」は比較的副作用が少ない治療薬です。
正しい使い方で毎日塗ると改善する可能性は十分あります。
正しい使い方まとめ
- アクネ菌に対する抗菌作用がある塗り薬なので赤ニキビへ使用する
- 1日2回洗顔後に使用する
- 目や口に入らないように注意する
- 1か月でも効果が見られない場合は医者か薬剤師に相談する

